【2022年1月開催】シチフクジン展

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◆展示概要
50名を越えるアーティストが、100点以上の新作立体作品を発表する「シチフクジン」展。

1月1日から30日まで開催の本展に出品される、手のひらサイズの「シチフクジン」たちを、ぜひご鑑賞下さい。

本展は店頭、オンライン両方にてご鑑賞、ご購入いただけます。皆様のご高覧を、心より楽しみにお待ち申し上げます。

◆出展作品一覧(全作品 通販可能)
https://picaresquejpn.com/sichihukujin_all_work_2021_001/

会場
Picaresque Art Gallery
住所 東京都渋谷区代々木4-54-7(Google Map

▷ 企画者の言葉

会期

店頭:2022年1月1日(土)~ 1月30日(日)
1月12日(水)及び、1月13日(木)は貸し切り営業となるため、一般店頭営業を休業とさせていただきます。
**1/1(土)〜1/10(月)は年始特別営業時間として、定休日なしで毎日13〜18時営業となります。

オンライン:2022年1月9日(日)20:00~ 1月30日(日)24:00

*作品購入申し込みは店頭・オンライン、どちらも先着順で受け付けます
**通販の場合、作品一覧ページのフォーム経由での申し込みのみ受付(お電話での受付はいたしません)
***店頭での作品購入申し込み受付時点で既にオンラインからの購入申し込みが入っていた場合は、該当作品のご予約者様リストへ追加させていただきます

◆参加アーティスト(五十音順・敬称略)

あかね
Atelier Noocrie
Atelier Karasu
天野こうゆう
Ame to Mori
Izumi Fontana
伊原 栄一
癒やし工房にこり
uni×tytto‼︎
雲林院ユカリ
小川ユキ(323工房)
Onta
Count blue
木彫り nao
蜘蛛のおじさん
KOITSURA
ことほぎ
comodo pinoccho
賽の目
sayo(マトリョーシカ工房SAYO)
シカクガング
篠原克暢
志村ひろこ
ziruet
水泡庵
すみお
seki omocha
造形作家 boukennotobira
高橋邑木
髙橋瑠璃
TAYA
どうぶつようかい
永井利幸
中谷理恵
なる
原田万紀
haruhi
Hanna..
ひょうたんやさん はやしみほ
fujiya
松岡ぜんぶ
松本良太
manaitatomanaita
manamu
魔法道具店「リーゼの庭」
みやしたのぞみ
meu jewelry
木精
もちや幸こうぼう
momo
森安音仁
柳岡 未来
山岡緑
山田さゆり
山田命佳
yuginoo.
りんご
六兵衞窯
わだし

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◆企画者の言葉

ニューヨークに、最後のゲームが終わるまで、
時には翌日の朝まで営業している、
チェスの遊技場がありました。

遊技場の中をぐるりと囲む天井いっぱいの棚には
数え切れないほどの様々なデザインのチェスの駒が展示されており、
中には、チェスの駒なのか、美しい16点の連作彫刻なのか、
分からないものも数多くありました。

それぞれの駒が持っている特性や概念を制作者が咀嚼し、
自身の作家性を付与して再構築した、小さな立体作品たちの持つ輝きは
チェスのルールを知らない人々の心をも強く惹きつけ
チェスそのものへと誘う案内人として気高く鎮座しているようでした。

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ところで、
皆様が七福神を最後にご覧になったのは
いつでしょうか?

また、七福神のそれぞれの出身国が
異なっていることはご存知だったでしょうか。

福をもたらす神として、
この島国で営む人々の心を古来から支えてきた七柱のうち
最も古い「大黒天」のルーツは実は、ヒンドゥー教にあります。

その中で「恵比寿」が、唯一日本にルーツを持つ神様となっており
他にも、中国の道教や仏教にルーツを持つ神様もいます。

様々な国や宗教にルーツを持つ者同士が集い、
人々に幸福のおすそ分けをしてくれるだなんて、
何だかニューヨークの志の高いベンチャー企業のようだなと
七福神について、昔 調べていた時に感じた記憶があります。

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「わたし」にとって何が幸福かを、
良く知らない誰かに決められたり、
それを受け取ることを強要されるのは、
ちょっと困ってしまうけれど
幸福のつまみ食いなら大歓迎、
そんな現金な気持ちがあるのも確かです。

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このコロナ禍、「わたし」は本当に良く頑張ったと思います。

2020年に突如として始まったステイホーム。
毎日テレビから流れる恐ろしいニュース。
とりあえず買いだめしたマスクをぼんやり眺める一人の週末。

2021年いっぱいも、
あるいはワクチン接種が一定数行われるまでの間
日本ではこの状況はまだ続きそうですが、
少しだけ出口が見えてきたような、そんな気がします。

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今回のコロナ禍を通じ、
「わたし」の幸福がいったい何なのかを
腰を据えて考えた方は多いのではないでしょうか。

古来、この島国で生きる人々の心の支えとなっていた
七福神それぞれが内包する「幸福」の気配。

魅惑的なチェスの世界に人々を誘う美しい駒の数々のように、
歴史深い七福神の中に詰まった幸福のエッセンスと
現代を生きる「わたし」を接続できるような新作展を開催できればと考え
今回の企画「シチフクジン展」を立案しました。

新たに始まる1年が、皆さんにとって、
幸福な1年になることを願い集まる「シチフクジン」たち
是非、ご鑑賞ください。

▷企画者・ピカレスクオーナー松岡詩美ついて知りたい方はこちら
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