江戸感満載の猫アート♡

アーティスト・越智健仁さんが描く猫の絵にかねてからご注目くださっていたお客様から、猫の絵のオーダーメイド依頼をいただきました!トップの画像は最終的に完成した作品の一部となりますが、今回はどのようなプロセスを経てこの作品が出来上がったかをご紹介したいと思います。

【1】お客様のイメージ、ご要望のヒアリング

お客様がご希望されているイメージやご要望のヒアリングを、ピカレスクが行わせて頂きました。

「どんな作品をアーティストに描いて欲しいのか」

ふんわりしたイメージしか最初お持ちでなかったとしても、話をしながら少しずつ具体的な希望作品のポイントが見えてくると同時に、期待も高まる、オーダーメイド作品依頼においてとても楽しいプロセスの一つです。

ヒアリングを経て、希望作品のイメージがまとまったら、それをアーティストにお送りします。少し長くなりますが、今回アーティストにお送りした実際の情報を下記に記載致します!

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構図:縦構図
絵のサイズ:22.5 x 16 cmほど

・絵のイメージ
1匹の猫の全身を描いて欲しい
線だけの白黒でもOK(水彩絵の具などを使っていただいてもOK)
背景、モチーフは江戸っぽいものにしてほしい
浮世絵を写すのではなく、越智さんがイメージする江戸、和な世界観にして欲しい
発見のある絵であって欲しい(当時の風俗や歴史上 実際に存在した道具が登場するなど)

・猫のイメージ
添付画像作品の猫の全身を描いた場合、どのような見栄えになるか興味がある
特に、しっぽの見栄えが気になる

※「添付作品画像」とは、こちらの作品のことでした

・イメージを決めた背景
江戸、浮世絵に強い興味を抱いている
深川〜浅草〜日本橋の歴史的な雰囲気が好き
歴史的建造物よりも、人の生活や風俗が好き
遊郭、芝居小屋、美味しい食べ物屋さん、お寺などが好き
当時の絵を見ていると、いろんな発見がある
当時の簪(かんざし)や煙草の道具などが興味深い
風景画よりも、人物画が好き
自身の故郷でもある、江戸の空気感が感じられる絵になって欲しい

・依頼内容
絵のみの制作でOK
アンティーク額の提案があった場合、それも聞いて見たい

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【2】下絵制作

お客様から届いたご要望をもとに、アーティストが複数の下絵を制作します。
ここでは、越智さんから届いた実際の下絵3枚をお見せします!

・下絵その一


△越智さんのイメージ
窓から見た江戸の景色と猫

・下絵その二

△越智さんのイメージ
窓から見た江戸の景色と猫

・下絵その三

△越智さんのイメージ
江戸時代の道具や生き物、建物などから構成される世界と猫

【3】下絵フィードバック確認

3種類の下絵をご覧下さったお客様からフィードバックが届きます。

まず、最も好きと仰って頂いた下絵はこちらです。


上記の下絵をふまえ、このようなフィードバックがお客様から届きました。

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夏の水辺で、涼しい風を楽しんでいる猫、という印象を受け嬉しいです。
ありがとうございます。

今回の絵は、なぜ夏がテーマなんだろうと考えたのですが、
窓を川に向かって全開にする季節だからかな、と思いました。

1点、こいのぼりの代わりに、花火を入れてもらえますか?
(自然な状況ではないのですが、太陽はお入れいただいたままで構いません)

もし、越智様の方で何かお考えがあり、あえて花火を描かれていなかった場合
こいのぼりの代わりに祭りを思わせる提灯などをお描きいただくことは可能ですか?
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【4】ラフ絵チェック

お客様から、下絵に対して頂いたフィードバックをもとに、ラフ絵をアーティストが描きます。下絵と比べて、緻密に描かれているのが分かりますが、まだペン入れはされておらず、状況に応じて加筆修正が可能な状態となっています。
越智さんは基本的にペンと水彩絵具を用いて絵を描くため、ペン入れをスタートしてからの修正はとても難しいです。そのため、ラフ絵のチェックがとても重要となってきます。

【5】ペン入れ

お客様から、ラフ絵OKをいただけたので、作品のペン入れが始まります。ペン入れの途中、製作進捗状況をお客様に写真でご報告します。ここまで来たら、あとはアーティストにご集中頂き、よりよい作品が仕上がるのをじっと待つのみです。

【6】着彩、完成報告

ペン入れが終わり、水彩絵具での着彩が終わったタイミングで、アーティストから作品写真が届きます。大きな変更は難しいですが、内容によっては対応可能かもしれないので、お客様に完成時点の状態でのご納品で問題ないか、ご確認頂きます。

結果、お客様には大変お喜びいただけ、アーティスト共々 心から安堵することができました。

【7】着彩、完成報告

今回、お客様から頂いていた依頼内容は

絵のみの制作でOK
アンティーク額の提案があった場合、それも聞いて見たい

というものでした。

越智さんは、ふだんのご自身の作品にも大変に凝った額を額装されていらっしゃいます。そのため、今回のオーダーメイド作品にぴったりな額があった場合、どんな額か見てみたい、という趣旨のご要望をお客様より当初からいただいておりました。

今回、越智さんからご提案があった額は下記4つです。



(4)の額が最も高額ではあったのですが、越智さんが最も気に入っている額でもありました。そんな想いが伝わったのか、お客様は最終的に(4)の額をお選びくださいました。

以上の流れから、越智さんへのオーダーメイド作品が完成・額装の上 お客様のご自宅に旅立ってゆきました。実際 額に入れた時の見栄えや、どのように飾られているか等は、ぜひ本件のご依頼を下さったお客様から届いた下記リンク先の記事をご高覧下さいませ!

お客様から届いた写真の記事「越智さんのオーダーメイド作品」

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