MIRROR展【2023年2月開催】作品一覧ページ

◆ページ概要

MIRROR展 出展作品を本ページにてご案内いたします。

MIRROR展の詳細はコチラ
https://picaresquejpn.com/mirror-2023/

会期
店頭会期:2023年2月4日(土) – 2月26日(日)
オンライン会期:2023年2月12日(日)20:00 – 2月26日(日)18:00

◆全作品通販可 購入申し込み方法
購入申込み方法はページ最下部、コチラよりご確認いただけます。
https://picaresquejpn.com/mirror-2023_001/#collect

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◆本ページの作家一覧

Count blue
小口淳子
haruhi

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Count blue

◇作家リンク
Twitter https://twitter.com/torigoyajirou

石の巨人「エフィロッサス」

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◇作家の言葉

この世界には日照時間や気候による周期とは別に、不定期に入れ変わる「石の季節」と「肉の季節」という周期が存在する。
石の季節には全生命の活性が鈍り世界中が死んだように静まり返る。
逆に肉の季節には全ての存在の生命活動が活発となり、地上も海も多様な生命に満ち溢れる。

その周期と密接にかかわっているのが、山上の湖にそびえ立つ「石の巨人」もしくは「肉の巨人」と呼ばれる人型の巨大な岩山である。
複数の大岩の組み合わさりによって人型が構成されており、その隙間には植物とも動物のものとも不明な「肉」が詰まっている。

石の季節にはこの肉は隙間の奥に引っ込んでいて、外部に漏れるものがあったとしてもその表面はすぐに石化しやがて巨人を構成する岩となる。
この状態が「石の巨人エフィロッサス」と呼ばれる姿で、全ての命が鳴りを潜める世界で鏡のように水をたたえた湖面に静かに佇んでいる。

対して、肉の季節にはこの肉が岩の隙間だけでなくヒビからも溢れ、巨人の全身を覆いつくす。
溢れ出た肉は植物の葉のようになるものもあれば、根とも触手ともつかない形になるものもあり、時として動物の身体器官の一部のように変異するものも現れる。
人型の大岩が肉に覆われた状態が「肉の巨人ルスバージュ」形態であり、その影響で活性化した多くの生命に囲まれながら山上の湖にそびえ立つ。

両形態への変化は唐突に起こり、石の季節から肉の季節へ変わる時は隙間に潜んでいた肉が短期間で巨人の全身を覆う。
逆に石の季節へと変わる際には外部を覆っていた肉が突然腐り落ち、肉の浸食による大岩のヒビもすぐに修復される。
この変化に周りの生き物全てが影響され、人間もまたその例外ではない。
石の季節には作物も実らず家畜も殖えにくくなるので、肉の季節に蓄えた食料で細々と命を繋ぐ。
少なくなった食料を巡って争う気力も無く、人々は最低限の生活の中ギリギリの状態でひっそりと暮らす。
逆に肉の季節下では作物や家畜も良く育つ反面、それらを脅かす周りの生物も同じく活性化しているため対策に多くの労力が費やされる。
人間の欲望もまた活発になるため対人トラブルが絶えず、戦争も起こりやすくなる。

この地に生きる人々は、この現象を湖面に写った鏡の向こうの世界からそれぞれの巨人が入れ替わって起こっていると考えた。
全ての言い伝えの主軸に両巨人が存在し、それぞれが唐突に入れ替わり、周りにもその影響を及ぼすという事から、真逆に見える事象も全ては鏡を介して入れ替わった側面同士であり両方の状態に意義があるという思想が出来上がっている。

画像は命の冬とも言うべき「石の季節」を司る「石の巨人エフィロッサス」。
実物はここまで分かりやすく人型でないものの、物語の中ではこのような姿で表現される事が多い。
大岩で構成された人型が水面に立った姿をしていて、岩の隙間から休眠状態の肉が一部を覗かせている。
漏れた肉は既に表面が石化しているものもあり、これが新たな岩となってその姿をより強大に作り上げる。
エフィロッサスは命が不活発な季を司るため、どうしても死を代表するネガティブな概念に繋げられがちではあるが、
肉の季節に発生した対人的な問題も石の季節になるだけで無くなりもするので、苦痛からの解放、思慮や理性、安息や平和を象徴する存在として肯定的に描かれる事もある。


素材|ポリマークレイ
サイズ(H x W x D mm)|72×80×40mm


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肉の巨人「ルスバージュ」

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◇作家の言葉

全てがその生を謳歌する命の夏「肉の季節」を司る「肉の巨人ルスバージュ」。
石の巨人エフィロッサスとは同一の存在なので石状態でも肉状態でも実物の左右は変わらないが、物語の中では鏡の向こうの世界から入れ替わる対の存在と考えられているので、両者は反転した線対称の姿で表現される事が多い。

エフィロッサス同様に大岩で構成された人型が湖面に立つ姿をしているが、その全身は隙間やヒビから溢れ出した「肉」に覆われている。
肉は植物質とも動物質とも分からない組織で構成され、所により葉のようにも根のようにもなり、実のようなものを成らせたり、動物の身体器官の一部のようにもなる。
どの部分に何が形成されるかは完全にランダムで、一つの周期の中でも多様に変化する。

ルスバージュがその地に存在するだけで、全てが活性化し海にも陸にも空にもあらゆる生命が溢れかえる。
結果、種間での生存競争も激しくなり絶滅する種も出てくるが、敗者の一部から必ず新たな種が誕生し生命の進化すらも促される。
人間もその影響を受け、肉の季節には生物としての繁栄を極めるが、個々の競争が苛烈化するあまりコミュニティ自体の崩壊を招いたり、そうでなくても戦争等が起こりやすくなるため、文明や社会としては後退する事もおこり得る。

その性質から、子孫繁栄や健康等を司るとされているが、飽くなき欲望や抑えきれない感情、争いを招く存在として描かれる事もある。
同一の存在であるエフィロッサスとは真逆の要素を司るが、世界に存在する全てのものが相反する属性を内包しどちらも同じものの側面とする考えの根本となっている。

伝承の中では上記のとおりであるが、研究者の中にはこれを石で構成された巨像が肉とされている何かを抑え込んでいる状態と考える者も居る。
巨像が肉を制御できている状態が石の巨人エフィロッサス、肉を制御しきれていない状態が肉の巨人ルスバージュであるという考えで、石の巨人状態と肉の巨人状態はそれぞれのせめぎ合いの結果という説である。
どちらの状態においても持ち上げた片手に握られている肉の塊に何か秘密があるらしく、これについてのさらなる研究が望まれる。


素材|ポリマークレイ
サイズ(H x W x D mm)|75×80×40mm


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小口淳子

◇作家リンク
Twitter https://twitter.com/junko_nekomen

連鎖I

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◇作家の言葉

捕食者と被食者、見つめ合わずにお互いを意識している姿。合わせ鏡のイメージ。(捕食者ー蜘蛛)


素材|桐粉・CMC糊・石粉粘土・アクリル絵の具・古布・紐
サイズ(H x W x D mm)|55×55×75mm


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連鎖II

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◇作家の言葉

捕食者と被食者、見つめ合わずにお互いを意識している姿。合わせ鏡のイメージ。(被食者ー蝶)


素材|桐粉・CMC糊・石粉粘土・アクリル絵の具・古布・紐
サイズ(H x W x D mm)|55×55×75mm


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春秋Ⅰ(春)

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◇作家の言葉

遠い対極にある二つの季節。桜と菊は出会うことは無いが、咲いては散りを繰り返す様は同じ。鏡にものごとが映るときの相似と相違。


素材|桐粉・CMC糊・石粉粘土・アクリル絵の具
サイズ(H x W x D mm)|80×45×70mm


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春秋II(秋)

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◇作家の言葉

遠い対極にある二つの季節。桜と菊は出会うことは無いが、咲いては散りを繰り返す様は同じ。鏡にものごとが映るとき相似と相違。


素材|桐粉・CMC糊・石粉粘土・アクリル絵の具
サイズ(H x W x D mm)|80×45×70mm


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呼魂(こだま)I

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◇作家の言葉

声を出さずに思い合う魂は身体の中に丸く溜まっていき、出口を見出さない。鏡に映る己を探る時の内向するイメージ。


素材|桐粉・CMC糊・石粉粘土・アクリル絵の具・古布・紐
サイズ(H x W x D mm)|72×48×60mm


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呼魂(こだま)II

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◇作家の言葉

声を出さずに思い合う魂は身体の中に丸く溜まっていき、出口を見出さない。鏡に映る己を探る時の内向するイメージ。


素材|桐粉・CMC糊・石粉粘土・アクリル絵の具・古布・紐
サイズ(H x W x D mm)|72×48×60mm


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鼠喰いI

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◇作家の言葉

養蚕信仰のはじまり 切実で素朴な祈りの投影。


素材|桐粉・CMC糊・石粉粘土・アクリル絵の具
サイズ(H x W x D mm)|45×60×80mm


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鼠喰いII

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◇作家の言葉

養蚕信仰のはじまり 切実で素朴な祈りの投影。


素材|桐粉・CMC糊・石粉粘土・アクリル絵の具
サイズ(H x W x D mm)|45×60×80mm


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haruhi

◇作家リンク
Twitter https://twitter.com/haruhi_dolls

バタフライエフェクト from me

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◇作家の言葉

自分を写し出す鏡がテーマなので、自分が放つ日常の小さな行動や思いがいつか自分の元へ帰ってくる時には思いもよらない素敵な贈り物となっているようにと願いを込めて、バタフライエフェクトというタイトルにしました。こちらは「私から」。


素材|石粉粘土、岩絵具、アクリルガッシュ、顔彩、流木、真鍮、銅、淡水パール
サイズ(H x W x D mm)|70×50×80mm


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バタフライエフェクト to me

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◇作家の言葉

自分を写し出す鏡がテーマなので、自分が放つ日常の小さな行動や思いがいつか自分の元へ帰ってくる時には思いもよらない素敵な贈り物となっているようにと願いを込めて、バタフライエフェクトというタイトルにしました。こちらは「私へ」。


素材|石粉粘土、岩絵具、アクリルガッシュ、顔彩、流木、真鍮、銅、淡水パール
サイズ(H x W x D mm)|60×50×80mm


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購入申込み方法

◆通販
本展の作品は店頭・オンラインそれぞれにて展示、販売させていただきます。

会期

店頭会期:2023年2月4日(土) – 2月26日(日)
オンライン会期:2023年2月12日(日)20:00 – 2月26日(日)18:00
※店頭は毎週水~金 11~16時、土日祝13~18時に営業予定

*作品購入申し込みは店頭・オンライン、どちらも先着順で受け付けます
**通販の場合、作品一覧ページのフォーム経由での申し込みのみ受付(お電話での受付はいたしません)
***店頭での作品購入申し込み受付時点で既にオンラインからの購入申し込みが入っていた場合は、該当作品のご予約者様リストへ追加させていただきます

送料(発送方法):

ゆうパック着払い(受取時のお支払送料は発送後にご連絡 & 日時指定配達可 & 直接受け取り & 追跡番号あり)

発送予定日:展示会期後の2月26日以降、順次発送いたします。
※全作品、サイズ、色味はおおよそのものとなります。実物と異なる部分もございますので、あらかじめご了承ください。

◆先着順
販売は、お客様からのご注文メール受信日時を「先着順」で受付し、そして「終わり次第 終了」とさせていただきます。お支払いはメール受信日時より7日間とし、ご入金が間に合わなかった場合、後からご注文メールをくださったお客様へ作品購入権利は自動的にスライドいたしますので、あらかじめご了承ください。

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ご購入申し込みが成約した場合、お支払方法のご案内メールをピカレスクより差し上げます。
なお、お選びいただけるお支払方法は下記の通りです(表示作品価格は全て税別です)。

銀行口座振込:ゆうちょ銀行、新生銀行 いずれかの口座にご入金いただきます。振込手数料はお客様負担でお願いいたします。
オンラインクレジットカード支払い:VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover Card対応

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ゆうパック着払い(受取時のお支払送料は発送後にご連絡 & 日時指定配達可 & 直接受け取り & 追跡番号あり)
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ギャラリーの営業日時「毎週水~金11~16、土日祝13~18時」での店頭受取も可能です。
その場合、ご希望のご来廊日時をお伝えください。12月中のお受取とならない場合、ゆうパック着払いにて作品を発送いたしますので、店頭受取ご希望の場合でも、作品発送先情報も併せてお伝えください。

上記4つの情報を「picaresquewebsales*gmail.com」まで、*を@にお差し替えの上メールでお知らせください。
ギャラリースタッフより5営業日以内にご連絡差し上げます。

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