marieエッセイ「ピカレスクとの出会い~ハガキ原画100枚展にあたって〜」
偶然に六本木のカフェ(GALLERY&CAFE CAMELISHさま)で販売していた私の雑貨を見て、ピカレスクギャラリーのオーナー松岡さんが気に入ってくださり、メッセージをいただいた事が出会いの始まりだ。
メッセージをいただいてから早速私の原画を持ってギャラリーへ。
ギャラリーは新宿駅から電車で5分もかからない参宮橋という駅を下車し、徒歩約5分の場所にある。
新宿駅の騒ついた雰囲気とは一変し、良い意味で生活感感じるアットホームな駅前という印象。
「こんな場所に住みたいなぁ~。」と全然関係のない妄想生活をしながらギャラリーへ向かう。
駅前や住宅地を暫く歩き、角を曲がったところに突如現れたブルー基調の海を思わすギャラリーが目に入った。
「ここだ!」緊張とワクワク。
扉をくぐると、魔女の宅急便のキキを思わす黒いワンピースが良く似合う、物腰柔らかな気さくなオーナーが出迎えてくれた。
早速カウンター奥でお話をさせていただき、原画を見ていただいた。
トントンと話が進み、来年2020年の秋開催のハガキ原画100枚展の展示会が決まった。
率直に「間に合うのか!?私にできるのか!?やりますと言ったけど、本当に100枚描けるのか!?でも嬉しい!」と不安と嬉しさの両極端な気持ちでいっぱいになった。
不安はあるけれど、お尻をたたかれないとなかなか動けない自分の性格と、こういった機会を与えてくれた松岡さんに感謝をしつつ、制作を頑張ろう!と素直に顔がほころんだ。
作品は自分の子供のような感覚で、やっぱり作品が増えると嬉しい。
私生活でいっぱいいっぱいだった(言い訳もあるが)のもあり、制作が滞っていた時にいただいた今回のお話。
ハガキという小さな世界を、100枚の絵本を仕上げるような感覚で制作を思う存分楽しみたい気持ちでいる。
marie雑貨の写真
作品100枚用の台紙板カット完成!どんな絵を描こうか試行錯誤中です。