シカクガング作品展「シカクい箱のアニメーション展」
◆展示概要
シカクガングの作品展「シカクい箱のアニメーション展」を2022年6月18日(土) – 7月17日(日)の期間、店頭・オンラインにて開催いたします。ぜひご高覧下さい
◇作家より 展示開催に際して
何度も遊んだのにまた遊んでしまう。
見たことあるけど初めて触る感覚。
時にはノスタルジックな感傷を覚えることもあります。
そんな映像玩具というものは特殊な体験装置だと私は考えています。
木の肌触りや重さ、カタカタという音、指へ伝わる微かな振動……
それらの感覚とアニメーションが融合することで
人間本来の忘れていた感覚を呼び覚ますのかもしれませんね。
私の作成した玩具に触れ、
「昔に体験したワクワクする何か」を思い出すようなことがあったら幸いです。
・会期(購入申し込み受付期間)
-店頭
2022年6月18日(土) 13:00 – 7月17日(日) 18:00
-オンライン
2022年6月26日(日) 20:00 – 7月17日(日) 24:00
・店頭営業日時
平日水 – 金 11:00 – 16:00
土日祝 13:00 – 18:00
*作品購入申し込みは店頭・オンライン、どちらも先着順で受け付けます
**作品一覧ページのフォーム経由の申し込みのみ受付、お電話での受付はいたしません
***店頭での購入申し込み受付時点ですでにオンラインからの購入申し込みが入っていた場合は、該当作品のご予約者様リストへ追加させていただきます
・会場
Picaresque Art Gallery
住所 東京都渋谷区代々木4-54-7(Google Map)
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◆作家情報
シカクガング
日本アニメーション協会会員作家
東京造形大学出身
在学中よりアニメーション作品を作りながら視覚玩具・映像玩具の研究と開発をしています。
スマホの映像を見ても「動いてる!」と感動する人はもういないと思います。
少なくとも我々のなかで映像のない日常生活を想像できる人はいないといっていいでしょう。
しかし、レトロチックな映像玩具を見て「動いてる!」と驚いたりまたは口角が緩むのはなぜでしょうか?
人類が動画という技術を手に入れてからおよそ200年が経とうとしています。
その200年という僅かな時間のなかで人類は絵が動くことへの感動が薄れていったのでしょう。
「私の作るものを介して200年前のシンプルな感動を追体験できないものだろうか……」
「この体験は言語や文化の壁を越えるものになりえるのではないだろうか……」
そんなことをぼんやり考えながら試行錯誤の毎日を送っています。
◆展示歴
2009年 「イントゥアニメーション5」 横浜赤レンガ倉庫
2013年 「イントゥアニメーション6」 国立新美術館
2017年 「イントゥアニメーション7」 国立新美術館
◆シカクガング 公式SNS
Twitter https://twitter.com/shikakugangu