【作品ページVol.1】木人木譚 作品展「稀人(まれびと)」

◆ページ概要
木人木譚 作品展「稀人(まれびと)」出展作品を本ページでご紹介いたします。
遠方の方や会場に足をお運びになれない方も、ぜひお楽しみいただけますと幸いです。

木人木譚 作品展「稀人(まれびと)」
https://picaresquejpn.com/kobitokitan_exhibition_2025/

◆購入申し込み受付期間
-店頭
2025年12月3日(水) – 12月14日(日)

-オンライン
2025年12月10日(水) – 12月14日(日)

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花守

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❮  作家の言葉  ❯

ふだん制作している【木人】とは異なるシリーズを作り始めた、初期の頃の作品です。

古代のプリミティブなイメージを土台に制作を進めました。

身体のタトゥーは、ファッションとしての装飾ではなく、アフリカやニュージーランドの先住民が持つ価値観に影響を受けています。
身体に彫りを入れることで「何者かの力を体内に宿す」「力を得る」という意味を軸に入れ墨を施しました。

そうして刻まれた入れ墨が、何十年、何百年と時を経て、幾何学的な模様へと変化していった。
今では何を表しているのか分からない模様になっている——。

そんなイメージで制作した作品です。


サイズ|H15 x W4 x D4 cm
素材|木 真鍮 顔料(無機/有機)


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夜守

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❮  作家の言葉  ❯

夜の世界を守る存在をイメージして制作しました。

昔は、今のように夜どこへ行っても明るいわけではなく、夜は恐ろしく、外を歩くことさえためらう時代だったのだと思います。
調べたところ、この列島では縄文時代最盛期の人口は約25万人、江戸時代では約3000万人、現代では1億2千万人。
人よりも動物の方が圧倒的に多く、夜の外は危険で満ちていた世界だったはずです。

作品全体も、そのような感覚を土台に制作しています。

夜に現れる怖い動物、そして恐ろしい夜を見張り、人だけではなく動物たちも守るような存在であり、夜そのものの化身。
手に持っている弓のような謎の道具は、ヘビ信仰をベースにしています。


サイズ|H15 x W4 x D4 cm
素材|木 真鍮 顔料(無機/有機)


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煙の思惑/霞(かすみ)

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❮  作家の言葉  ❯

昔の人々にとって、雨が降るか降らないかは命に関わる重大事でした。
そのため、雨を降らせるための信仰は世界中に存在していました。

当時の人々は、なぜ雨が降るのかを科学的には理解していませんでした。
火で煙を起こすことで問題を解決しようとし、火から立ちのぼる煙と空に広がる雲のつながりを考えたのだと思います。
「火で起こした煙が空に届き雲になれば、雨が降るはずだ」―そんな思考回路があったのではないかと考えました。

そのエピソードから着想し、信仰をイメージして制作しています。

このシリーズの各作品には、霞・靄・霧という3段階の雲の表現があります。
タイトルの通り、作品そのものが煙に巻かれています。

煙はタバコから立ちのぼるイメージです。
メキシコではタバコが信仰として用いられていましたが、この作品においては、どちらかというと遊びのニュアンスの方が強いかもしれません。

この作品シリーズのスタイリッシュな雰囲気も気に入っています。


サイズ|H15 x W7 x D4 cm
素材|木 真鍮 顔料(無機/有機)


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煙の思惑/靄(もや)

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❮  作家の言葉  ❯

昔の人々にとって、雨が降るか降らないかは命に関わる重大事でした。
そのため、雨を降らせるための信仰は世界中に存在していました。

当時の人々は、なぜ雨が降るのかを科学的には理解していませんでした。
火で煙を起こすことで問題を解決しようとし、火から立ちのぼる煙と空に広がる雲のつながりを考えたのだと思います。
「火で起こした煙が空に届き雲になれば、雨が降るはずだ」―そんな思考回路があったのではないかと考えました。

そのエピソードから着想し、信仰をイメージして制作しています。

このシリーズの各作品には、霞・靄・霧という3段階の雲の表現があります。
タイトルの通り、作品そのものが煙に巻かれています。

煙はタバコから立ちのぼるイメージです。
メキシコではタバコが信仰として用いられていましたが、この作品においては、どちらかというと遊びのニュアンスの方が強いかもしれません。

この作品シリーズのスタイリッシュな雰囲気も気に入っています。


サイズ|H16 x W6 x D4 cm
素材|木 真鍮 顔料(無機/有機)


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煙の思惑/霧(きり)

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❮  作家の言葉  ❯

昔の人々にとって、雨が降るか降らないかは命に関わる重大事でした。
そのため、雨を降らせるための信仰は世界中に存在していました。

当時の人々は、なぜ雨が降るのかを科学的には理解していませんでした。
火で煙を起こすことで問題を解決しようとし、火から立ちのぼる煙と空に広がる雲のつながりを考えたのだと思います。
「火で起こした煙が空に届き雲になれば、雨が降るはずだ」―そんな思考回路があったのではないかと考えました。

そのエピソードから着想し、信仰をイメージして制作しています。

このシリーズの各作品には、霞・靄・霧という3段階の雲の表現があります。
タイトルの通り、作品そのものが煙に巻かれています。

煙はタバコから立ちのぼるイメージです。
メキシコではタバコが信仰として用いられていましたが、この作品においては、どちらかというと遊びのニュアンスの方が強いかもしれません。

この作品シリーズのスタイリッシュな雰囲気も気に入っています。


サイズ|H15 x W7 x D4 cm
素材|木 真鍮 顔料(無機/有機)


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審議する番人

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「煙の思惑」の三連作を制作してから1年後に生まれた作品です。
ここから作品の“地域性”が大きく変化しました。

制作当時、ヨーロッパのお祭りに興味を持ち、さまざまな資料を調べていました。
そこで触れた地域信仰や歴史が、この作品の背景になっています。

毛の表現には特にこだわりました。

毛のもじゃもじゃした質感、空気を含んだような雰囲気、モサモサとした風合い。
最初は挑戦してみたものの、思うように再現できませんでした。

どうすれば“毛”を表現できるのか、試行錯誤を重ねました。
繊維を刺し子の技法で加工し、ぬいぐるみを制作してみたり、さまざまな試みを経てイメージを膨らませ、再び本作品に向き合いました。

そして、最初にうまく完成したのが「審議する番人」です。


サイズ|H16 x W8 x D6 cm
素材|木 麻紐 金属パーツ 顔料(無機/有機)


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迎える番人

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「審議する番人」「火の信仰/失われた祭祀」と物語的につながりを持つ作品、それが【迎える番人】です。

この作品も、ヨーロッパのお祭りから強い影響を受けています。
そこにさらに、毛の表現を通して“存在感”を加えました。
何者なのかは分からないけれど、確かな意志を持って立っているような、そんな存在になったのではないかと思います。

目をつけていないのは、あえて正体を明確にしないためです。
そうすることで、より謎めいた存在として成立したのではないかと感じています。

また、物語のアウトラインとしては、「審議する番人」を通り過ぎた先に「迎える番人」が現れ、さらにその先へ進むと「火の信仰/失われた祭祀」にたどり着く、という流れがあります。


サイズ|H18 x W7 x D5 cm
素材|木 紐 金属パーツ 顔料(無機/有機)


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歩み/修羅

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本作も、ヨーロッパからの影響を受けて制作した作品です。

謎の仮面をつけて歩いている姿が、まるで“修羅の道”を進んでいるように見えたため、このタイトルをつけました。
宮沢賢治の『春と修羅』の影響から、「修羅」という言葉がとても好きで使いました。

この作品においての“修羅”が何なのかは、鑑賞者に委ねています。


サイズ|H18 x W6 x D6 cm
素材|木 顔料(無機/有機)


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灯り/遍路

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あえて周囲が見えなくなるものを被り、灯りを手にしている。
見えないままイメージを膨らませ、何かの灯りだけを頼りに歩き続けている。

その姿は、まるで遍路のようだと思いました。

明かりを持って暗闇の中、希望を探し彷徨っている存在。


サイズ|H19 x W7 x D7 cm
素材|木 金属パーツ 顔料(無機/有機)


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鹿目/まっすぐに見つめる

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制作の過程で、もともと完成していた角をあえて壊し、新しい角を作って付け直した作品です。
北欧や冬の空気感をまとったようなイメージがあります。

この作品も、動物信仰の影響を受けています。
モチーフは鹿。鹿の目が好きです。
何を考えているのか分からないのに、力を感じさせるあの眼差しに惹かれます。
この作品もまた、何を考えているのか分からないけれど、静謐な雰囲気をまとった存在になったと思っています。

素材についてもこだわりがあります。
真鍮の金色には深みがあり、時間の経過とともに黒く錆びていくところも気に入っています。

「審議する番人」から「鹿目」までは、ヨーロッパや北欧からの影響を強く受けて制作した作品群です。


サイズ|H22 x W7 x D6 cm
素材|木 真鍮 金属パーツ 顔料(無機/有機)


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