ミカミヒロシ 作品展「明かりの家~命が踊る場所~」


.
.

◆展示概要
ミカミヒロシ 作品展「明かりの家~命が踊る場所~」を店頭にて開催いたします。ぜひご高覧下さい。

◆作家より 作品展開催に際して

ミカミヒロシの「明かりの家」は2006年頃から発表して参りました。

発表し始めた頃は若い頃旅したヨーロッパの街並みの風景の記憶から作り始めましたが、17年間制作し続けますと最近は実際見てきた家並みにこだわらなくなってきました。

何処かで実際見た家並みから、別次元の世界を創造してきました。
その世界を制作したいと思います。
その中でも変わらずに存在する「家族の営み」や「動物のいる風景」を大事にしたいと思います。

今迄のミカミヒロシ「明かりの家」から一つ進んだものとなりますが、その世界が大きく形になりますのは、年末にピカレスクギャラリーで開催予定の個展となります。

今回は、初めの一歩の作品展となればと思います。

◆店頭会期(購入申し込み受付期間)
-店頭
2023年5月31日(水) 11:00 – 6月11日(日) 18:00

◆店頭営業日時
平日水 – 金、土日祝 11:00 – 18:00

◆会場
Picaresque Art Gallery
住所 東京都渋谷区代々木4-54-7(Google Map

.
.

◆作家情報

ミカミヒロシ

私は3歳の頃、親元を離れて母方のかつて織物業を営んでいた祖父母の家で育てられました。

祖父母宅の二間の床の間は、季節ごとに祖父好みの掛け軸を飾るのでした。
観音様だったり水墨画だったと思います。
私は、それぞれの絵画の風景の中に入り一人で遊ぶのが日課でした。
特に狩野芳崖の「観音」が好きでした。

小学生の頃の私は病弱で、規模の大きな小児病院で何度も検査入院をしました。
すすけた四角い病室で、心と体が一層すさんだことを記憶しています。
もっと明るい色調の壁にならないかと思いました。
そして、私が入院していた一般病棟から少し離れた所ににある重症患者の子供がいる病棟を私は、ずっと眺めていました。

「死」は常に側に有りました。

「明かりの家」は私の幼少時代の死を補うための物です。

母のいる我が家に帰れますように。
そして、明日も生きたいと思う気持ち。

そのような祈りの形を、模索しています。

◇ミカミヒロシ 公式SNS

Instagram https://www.instagram.com/mikami_hiroshi_jp/

HP https://www.gotica-jp.com


◆通販のお問合せ
作品通販をご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。
備考欄に、希望作品の特徴をお書きいただけたら、スタッフが5営業日内に確認メールをお送りいたします。

.
.

※「明かりの家」は、三上洋の登録商標です。