Bølle Girl日本初個展 2020年4月開催
幼少の頃より世界8カ国で遊牧民的に生きてきたBølle Girl(ボリ・ガール)が現在拠点を置く日本で、初となる個展をピカレスクで開催致します。
タイトルの「Ritual: Reclaiming the Mother through the Goddess」を日本語に変換すると「儀式:女神と共に母を呼び覚ます」。
Bølle Girlは兼ねてより「女性自らが自身の女性性のあり方を選択する」重要性を考え、作品に発展させてきました。
ですが、その作品は難しいコンセプトに支配されたものでも、直感的な鑑賞が阻まれている視覚要素で構成されたものでもありません。
極彩色をあしらった画面と、シンプルな線で描かれた愛らしい女性のキャラクター。全ての作品に共通して描かれているそのキャラクターの名前は作家名にも用いられている「Bølle Girl」。丸々としたフォルムと足の毛が大きな特徴の一つです。
資本主義、消費主義社会が女性に求める「スリムな体型」「体毛のない肌」以外の選択肢の存在を、今を生きる女性たちにポップに提示したい。そんな想いがBølle Girlの作品背景に存在しています。
今回の個展では、「体型」や「体毛」以外にも、作品を通じて様々なアイディアシェアが行われる予定です。ぜひ、その新たな提案を心浮き立つ色彩に彩られた作品と合わせお楽しみいただけますと幸甚です。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
◆展示概要
会期 2020年4月2日(木) – 4月26日(日)
時間 11時 – 18時(木〜日・祝のみ営業)
会場 Picaresque Gallery(東京都渋谷区代々木4-54-7)
◆個展作品オンライン販売ページ
日本語 https://picaresquejpn.com/online-bolle-girl-solo-exhibition-2020-jpn/
英語 https://picaresquejpn.com/online-bolle-girl-solo-exhibition-2020-eng/
◆作家プロフィール
スペイン・マドリード生まれ、イギリス・Kent Institute of Art and Design卒。
生まれた時からノルウェー人の家族と7つの国で遊牧民的な暮らしを営み、現在は8つ目の居住国である日本で暮らしている。
私は、古代の神によく見られる、母親的な図像を彷彿とさせる球根型のフォルムに刺激を受け、そしてその神聖な形状に一人の母親として虜となった。
私は作品を通じて、全ての人々の意識の中に存在しているであろう、この古代の母親的な神を祝いたいと思っている。
同時に、この特異的なフォルムをアート作品に転換することは、母親である私自身を祝うこと、さらには私が母となる前に存在していた全ての母たちへの感謝の気持ちを示すことでもある。
アーティストURL:linktr.ee/bollegirl
Instagram:https://www.instagram.com/bollegirl/
◆展示予定作品(一部)